good-bye India!!! ~インド旅行~その21 [旅行・世界遺産]
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by NIKON D300, Tamron A16
インド旅行記もとうとう最終回です。
いや~、長かった^^
最初は2週間位掛けてインドと写真をご紹介しようと思ってたんですが、気付けば1ヶ月近く続いていました。
7泊9日のインド旅行の最終日は前日同様ムンバイで過ごしました。
20:00発の飛行機に乗るので、17:00まではムンバイ市内を散策できる計算。
別れを惜しむようにムンバイ市内の写真を撮りまくっていました。
さて、最後にインドの娯楽についてご紹介を。
ご存知の方もいらっしゃると思いますが、インドといえば映画。
インドの映画生産量は世界一で、その中心がムンバイです。
ハリウッド(Hollywood)をもじってボリウッド(Bollywood, ムンバイの昔の名前ボンベイが由来)と呼ばれたりしています。
インドの映画では必ず登場人物たちが劇中で何度も歌い、踊ります。
アカデミー賞を獲った「スラムドッグ$ミリオネア」はインドが舞台ですね。
我々も見ましたが、最高に面白い映画です。 この映画はムンバイが舞台になっています(見ていて懐かしくなりました^^)。
さて、せっかくインドに来たのだから、本場のボリウッドムービーを見てみたい・・・と我々夫婦はムンバイ中心部にある映画館で映画を見てみることにしました。
もちろんヒンズー語の映画になるので、なるべく分かり易い映画を見ようと上映されている映画をチェック。
その中で公開されて間もない「WHAT'S YOUR RAASHEE?」という映画をチョイスしました。
簡潔にあらすじを言うと、主人公が結婚相手を探す映画です(簡潔すぎ・・・)。
言葉が分からなくても十分楽しめました(やっぱり映画は世界共通の文化ですね)!
インドの映画館では上映前に必ず国歌斉唱が行われ、また途中休憩(intermission)もあります。
このintermissionも凝っていたりして楽しめます。
みなさんもインドに行かれた際には是非ボリウッドムービーをお楽しみください!
インド最後の写真は前日に引き続きムンバイスナップです。
“STICK NO BILLS”と書かれた写真は僕のブログのヘッダーに使っています。
ちなみに意味は「貼紙禁止!」。 こんな言葉も外国だとアートになりますね~。
最後にインド旅行の感想を・・・
「最高に楽しいけど暫くはカレー食べたくなくなる!!!」
です。
みなさんも是非インドに行ってみてください!
次回からはまた東京を中心としたスナップ写真をご紹介しますね。
これからもよろしくお願いします!!!
インド最大の都市ムンバイへ~インド旅行~その20 [旅行・世界遺産]
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(1)~(9); NIKON D300, Tamron A16
(10), (11); Olympus E-620, ZUIKO 14-42mm
さあ、とうとうインド旅行最後の都市ムンバイです。
実は初日にも来ているのですが、この時は一瞬で国内便でデリーに飛んだためムンバイの市外に出たのは初めてでした。
ムンバイはインド最大の都市でインドの商業の中心地です。
一昔前(といっても1995年まで、と最近ですが)まではボンベイと呼ばれていた都市です。
多数の外資系企業がインド支社や研究所を持っていますが、そのほとんどはムンバイにあるといっても過言ではありません。
私も現在インド在住の人たちと仕事(直接話したりとかはありませんが)をしています。
人口も多く、近郊を含む都市圏人口は世界第4位だそうです(1位は東京)。
インドといえばオートリキシャーが所狭しと走っていますが、ムンバイは中心部ではオートリキシャーが走ることを条例で禁止しています。
なので、比較的交通もスムーズ(もちろん渋滞とかはありますけど)。
前日までいたアウランガバード&エローラがまさに遺跡しかないところだったので、一気に都会に来てテンションも上がり気味。
これは自称スナップ命のボクの腕が鳴るぜ~と意気込んで街角スナップを楽しみました。
さて、ムンバイは大都会なので、もちろん遺跡を観光!という感じではありません。
でも有名な観光地は結構あります。
我々は都心を中心に廻ったので、色々なところにはいけませんでしたが、この日はインド門やタージマハルホテル、プリンス・オブ・ウェールズ博物館などを巡りました。
インド門・・・デリーでもご紹介しましたね。
実はインドにインド門は二つあります。
ムンバイにあるインド門は、イギリスの当時の国王ジョージ5世とメアリー王妃の訪問を記念して、1911年に建造されました。
タージマハルホテル(英語ではTaj Mahal Palace and Towerといいます)はインドで最も有名な高級ホテル。
数年前ムンバイでホテルを占拠したテロが起きましたね。 タージマハルホテルがその占拠されたホテルです。
このタージマハルホテルが建てられた由来が興味深いものなのでご紹介します。
建造者はジャムセットジ・タタ、インド最大の企業であるタタ・グループ(自動車メーカー・タタのあるグループです)の創始者です。
このタタさん、当時ムンバイで最大のホテルだった“ワトソンズ・ホテル”に入ろうとしたところ、白人専用だと宿泊を断られてしまいました。
これに憤慨したタタさん、インド人の手によってもっと豪華なホテルを造ってやると建造したのがタージマハルホテルなのです。
インド人のパワーが造ったホテル、見た目も立派なホテルでした。
インドは年がら年中何かしらのお祭りがある国なんですが、この時期もちょうどお祭りの期間だったようで、夜になると至る所でヒンズーの神様を称えるお祭りが行われていました。
そこでは地元の人たちが祈り、歌い、踊っていました。
夜のムンバイもグルリとまわりましたが、昼間とはまた違う雰囲気を持った素敵な街でした。
この日はインド門の近くにあるホテルに宿泊し、翌日いよいよ東京へ戻ることになります。
長いようで短かったインド旅行、いろいろな出来事(トラブル含む^^)を思い起こしながら最後の夜は更けていくのでした・・・
あ、旅行記はもうちょっと続きます^^
今回はムンバイで撮ったスナップ写真をアップします。
モノクロ写真がインド門とタージマハルホテルです。
いよいよ次回が最後のインド旅行記。
自分でやっておいて、ここまで長かった・・・
早く日本のスナップ写真をアップしたいと思いながらもちょっと寂しい気もします。
ではでは
驚愕の事実発覚・・・~インド旅行~その19 [旅行・世界遺産]
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(1)~(8); by NIKON D300, TOKINA AT-X 124II
(9); by Olympus E-620, ZUIKO 14-42mm
さて、エローラ石窟郡のヒンズー教も終わり残るはジャイナ教ゾーンのみと思って写真を見返していたところ・・・
うーん、ジャイナ教ゾーンの写真が無いぞ?
写真を撮っていた時は、備忘録のために道路にペイントされている”Cave ○ ○ ”っていう文字を撮ってたんですね。
それが「29」で終わってる・・・
29といえばヒンズー教の最後の遺跡。
ジャイナ教の写真撮ってない!
というか、そもそもジャイナ教ゾーン廻ってない!!!
一年越しで驚愕の事実が発覚です。
夢にまで見たエローラ石窟郡(ただしジャイナ教廻らず)・・・
3つの宗教が同時に存在する奇跡的な遺跡(ただしジャイナ教廻らず)・・・
熱中症で意識が朦朧としながらも「ここを見るためにインドに来たようなもんだから」と、自分もビックリ、ど根性ガエルも真っ青のガッツ(ただしジャイナ教ry)
思わず寝ている奥さんを叩き起こして報告してしまいました。
奥さん若干切れ気味でした。
ジャイナ教っていうのはインドでもマイナーな宗教になります。
エローラ石窟郡のジャイナ教ゾーンが建造されていたのは9世紀頃ですが、この宗教が興ったのは5~6世紀のことです。
厳格な非殺生、非暴力が教えで、このため信者は商業に就くことが多く、結果信者は商人が多いそうです。
googleで「エローラ石窟郡、ジャイナ教」のキーワードで調べてみたところ、なんとも素晴らしい遺跡たちではないですか!
うーん、非常に惜しいことをした・・・
ということで、今回の写真はカイラーサナータ寺院以降のヒンズー教遺跡です(自分の中ではジャイナ教も含まれてると信じてました・・・)。
これでエローラ石窟郡は終了です。
次回以降はいよいよ最後の都市、ムンバイ編です。
どうぞお楽しみに!