インド最大の都市ムンバイへ~インド旅行~その20 [旅行・世界遺産]
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(1)~(9); NIKON D300, Tamron A16
(10), (11); Olympus E-620, ZUIKO 14-42mm
さあ、とうとうインド旅行最後の都市ムンバイです。
実は初日にも来ているのですが、この時は一瞬で国内便でデリーに飛んだためムンバイの市外に出たのは初めてでした。
ムンバイはインド最大の都市でインドの商業の中心地です。
一昔前(といっても1995年まで、と最近ですが)まではボンベイと呼ばれていた都市です。
多数の外資系企業がインド支社や研究所を持っていますが、そのほとんどはムンバイにあるといっても過言ではありません。
私も現在インド在住の人たちと仕事(直接話したりとかはありませんが)をしています。
人口も多く、近郊を含む都市圏人口は世界第4位だそうです(1位は東京)。
インドといえばオートリキシャーが所狭しと走っていますが、ムンバイは中心部ではオートリキシャーが走ることを条例で禁止しています。
なので、比較的交通もスムーズ(もちろん渋滞とかはありますけど)。
前日までいたアウランガバード&エローラがまさに遺跡しかないところだったので、一気に都会に来てテンションも上がり気味。
これは自称スナップ命のボクの腕が鳴るぜ~と意気込んで街角スナップを楽しみました。
さて、ムンバイは大都会なので、もちろん遺跡を観光!という感じではありません。
でも有名な観光地は結構あります。
我々は都心を中心に廻ったので、色々なところにはいけませんでしたが、この日はインド門やタージマハルホテル、プリンス・オブ・ウェールズ博物館などを巡りました。
インド門・・・デリーでもご紹介しましたね。
実はインドにインド門は二つあります。
ムンバイにあるインド門は、イギリスの当時の国王ジョージ5世とメアリー王妃の訪問を記念して、1911年に建造されました。
タージマハルホテル(英語ではTaj Mahal Palace and Towerといいます)はインドで最も有名な高級ホテル。
数年前ムンバイでホテルを占拠したテロが起きましたね。 タージマハルホテルがその占拠されたホテルです。
このタージマハルホテルが建てられた由来が興味深いものなのでご紹介します。
建造者はジャムセットジ・タタ、インド最大の企業であるタタ・グループ(自動車メーカー・タタのあるグループです)の創始者です。
このタタさん、当時ムンバイで最大のホテルだった“ワトソンズ・ホテル”に入ろうとしたところ、白人専用だと宿泊を断られてしまいました。
これに憤慨したタタさん、インド人の手によってもっと豪華なホテルを造ってやると建造したのがタージマハルホテルなのです。
インド人のパワーが造ったホテル、見た目も立派なホテルでした。
インドは年がら年中何かしらのお祭りがある国なんですが、この時期もちょうどお祭りの期間だったようで、夜になると至る所でヒンズーの神様を称えるお祭りが行われていました。
そこでは地元の人たちが祈り、歌い、踊っていました。
夜のムンバイもグルリとまわりましたが、昼間とはまた違う雰囲気を持った素敵な街でした。
この日はインド門の近くにあるホテルに宿泊し、翌日いよいよ東京へ戻ることになります。
長いようで短かったインド旅行、いろいろな出来事(トラブル含む^^)を思い起こしながら最後の夜は更けていくのでした・・・
あ、旅行記はもうちょっと続きます^^
今回はムンバイで撮ったスナップ写真をアップします。
モノクロ写真がインド門とタージマハルホテルです。
いよいよ次回が最後のインド旅行記。
自分でやっておいて、ここまで長かった・・・
早く日本のスナップ写真をアップしたいと思いながらもちょっと寂しい気もします。
ではでは
どの写真もかっこいいっすね。(゚Д゚≡゚Д゚)
by aidesu (2010-11-03 00:17)
学生時代のバイト先で、「インドではね・・・」が口癖のおじさんがいたことを思い出しましたヨ♪。そしていつの日にか僕もと・・・。そんなインドの混沌と魅力を感じることができました。ありがとうございます。(3)&(8)が特に僕好みかな
by b.b.mk2 (2010-11-03 19:12)
aidesuさん、
お褒めいただき光栄です^^
by thablue (2010-11-04 00:15)
b.b.mk2さん、
おじさんもインドの魅力のトリコだったんですね^^
少しでも魅力(と混沌!)をお届けできたみたいでよかったです!
by thablue (2010-11-04 00:17)